DEAD POP FESTiVAL 2015@川崎市東扇島東公園

2015年 7月 25日 By Yasu

先日川崎市東扇島東公園で開催されたSiM主催フェス「DEAD POP FESTiVAL 2015」に行って来ました。
DPFは今回初の野外での開催。SiM主催とあって出演者も豪華な面々。非常に楽しみにしていたフェスです！

まずはいつも通りにチケットを購入。そこで今回のフェスが今までのフェスとは違う所が。
オフィシャルホームページには「車椅子エリア登録メールフォーム」があり、事前にこちらに必要情報を登録して連絡しておくと、
当日車椅子エリアを使用できるパスが入場時に渡され、そのパスを持っている人が車椅子エリアを使用できるという感じになっています。
車椅子エリアはそんなに大きくないので、車椅子利用者以外の人が使用してしまうと、車椅子利用者がその場所を使えなくなってしまうと
いう事を事前に防ぐ方法です。これによってパスを持っている人と介助者のみが車椅子スペースを利用できるので本当に有り難いシステムでした。
ちなみに今回のDPFでは、スタンディングで暴れたい場所と、暴れないでゆっくり見たい人の為に「セーフティーゾーン」も確保されており、
体力に自身のない方や、小さいお子さんなどはそちらのスペースを利用する事ができます。
このDPFは色々な条件の方々でも安心してフェスを楽しめるコンセプトになっているので、車椅子の自分からしてみれば大変に安心して楽しめる
フェスになっていると感じました。

まずはこの車椅子エリア登録メールを送信し、その他別途分からない事はメールのやり取りで解決してもらえました。

何日か前から雨の心配もありましたが見事に晴天！　帽子は日焼け対策をしていかないとかなりやばい状況になるくらいの暑さでした。

入場時に車椅子の事前登録を済ましていることを伝え確認してもらうと、このようなパスが渡されます。このパスを持っていると先ほど
書きました「車椅子観覧スペース」が利用できます。もちろん車椅子だけでなく妊婦さんなども事前登録すれば利用可能です。
このような制度はいくつかフェスにいっていますが初めてです。このようなシステムが広がっていくともっと参加しやすいフェスが増えるでしょうね。

こちらがメインステージの「CAVE STAGE」。前の方は芝生になっていて、後ろの方はアスファルトの道や広場になっています。

そして「CAVE STAGE」から右側を見ると、そこにもう1つのステージ「CHAOS STAGE」があります。ステージ間は結構近いので
「CAVE STAGE」の車椅子観覧スペースからでも十分に聞くことができました。見るには近くに行かないとダメでしたね。

こちらは正面会場入り口左側の芝生エリアにあるグッズ販売と飲食スペースです。
朝一からグッズ販売には長蛇の列！列！！列！！！　もうすさまじいです（笑）　とはいうものの自分も欲しいグッズの列に1時間以上並び
グッズをゲットしましたｗｗ　こちらは芝生エリアなので車椅子での移動は結構重いです。ですがなんとか自力でいけなくはなかったです。
自力で車椅子をこいでいるとスタッフの方が声を掛けてくれて「お手伝いしますよ！」と。自分はなんとか移動できるので「大丈夫っす！！」と
お断りしましたが、このような声かけって本当に助かりますよね。いざというときには助けてもらえると思うだけで安心できます。

それにしても天気が猛暑くらい晴れていたので良かったですが、これが雨が降っていたらさすがに芝生エリアでの車椅子の移動は
困難だったと思いますね。ぬかるんでいるとタイヤが埋まってしまいますからね。その点でも今回はラッキーでした。

ステージを前に見て、その後方は「シートエリア」になっていて、ここにビニールシートなどを敷いてゆっくり見ることも可能です。
とにかく暑かったのでこのように少し休みながらでも見れる工夫が有り難いですね～。

車椅子観覧スペースはこんな感じになっています。段的には一番高い段が車椅子観覧スペース（介助者の方も椅子に座って見ます）
ここではスタンディングは後方の方が見れなくなるので禁止です。その一段下にセーフティーゾーンになっています。

一番高い段にあるのでスロープは結構急こう配になっています。ちょっと自力では上がるのが難しかったですが、スタッフの方が
かならず近くにいるので押して上まで上げてくれます。

そしてこれが車椅子観覧スペースからみたステージです（CAVE STAGE）。思っていたより全然近くて驚きました！
CHAOS STAGEの方は確認しなかったのですが、たぶん車椅子観覧スペースはなかったような気がしました。
それでも後方からでも十分に見ることができましたよ！！