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風とロック芋煮会2022 風とロック イモニー号@福島県白河市 20220910

コロナ禍の為、開催を見送っていた「風とロック芋煮会」が3年ぶりに開催!3年前に初めて参加して「こんなに楽しいイベントはない!」と思い「毎年参加するぞ!」と思っていた所にコロナウイルスの蔓延。その後毎年開催を見送っていて、今年3年ぶりに規模を縮小した形でも開催する事になりました。3年前に比べるとステージも大きな「ステージ小峰城」でライブ、小さな「ステージ白河だるま」では「風とロック子供会」と称してトークショウやキッズ向けのイベントなどが行われるのみ、入場者数も3000人と設定。マスク、消毒、検温、3密を避けるなどの基本的なコロナ対策はもちろん。それでも開催されるのが嬉しくて早速チケットを申し込む事に。

無事にチケットも当選し、車で会場に向かうので後に販売された駐車場券も無事にゲット。主催者の問い合わせ窓口に連絡をして、車椅子で参加、駐車場の身障者駐車スペースの確認などを行いあとは開催日を待つのみ。

会場時間の8時15分に間に合うように駐車場に到着。駐車場は開場目の前が第一、少し離れた場所に第二、そこからまた少し離れた所に第三駐車場があり、駐車券の購入は基本的に発売されると先着順なので発売日にすぐに第一駐車場券を購入しました。今年も公式警備員にブラフマン/OAUのトシローの写真が(笑)

身支度をして会場入口に。やはり入場者数を3000人に絞っているので並んでいる列も短くあっという間に入場出来ました。

こちらが今回の入場ゲート。なんと四星球のまさやんの手作り段ボールアート!ライブでも色々な物を段ボールで作成しているまさやん、ついに芋煮会のゲートまで作成するとは。。。凄すぎる。

このゲートをくぐると一般の方は左側にある階段を上って会場まで向かうのですが、車椅子だと階段は無理なのでそのまま直進して大回りで外周の坂を上って会場に行くというのが3年前のルートだったので今年もそうだろうなと思って入場列に並んでいると、スタッフの方に声を掛けられ「今年は車椅子の方や足が悪く歩行に困難な方をサポートする会場内の無料送迎があるのですが、ご利用になられますか?」と。正直このようなサポートがある事は全然知らず、ちょっときついが外周の坂を上って会場に向かうつもりだったので最初は「?」と思ったのですが、折角なのでお願いしスタッフの方の誘導ですぐ近くの車まで移動する事に。

そこにまっていたのはこちら!完璧な福祉車両!後ろのハッチバックが開き昇降機が降りて来てそこに車椅子ごと入り格納してもらい、後はスイスイ自分が自走で上るはずだった外周の坂を上っていて会場まで送って頂きました!なんと素晴らしいサポート!正直めちゃくちゃ感動しました。しかもこの送迎バンは頂いた案内図に記している乗り場に行き、担当の方に連絡するとその乗り場まで開演中はいつでも迎えに来てくれるという、なんとも贅沢なサービス!頂いた案内図に担当の方の電話番号が書いてあり、そこに電話すれば開演中はいつでもという。素晴らし過ぎる。。。(感動)今回自分はこの最初の送迎と、最後イベント数量後の1回、計2回送迎して頂きましたがめちゃくちゃ助かりました!

送迎して頂いたおかげで外周の坂を上る事なく会場に到着。外周の坂は3年前に上り下りしたのですが結構長い坂なので体力を使うのでこの日の為に筋トレをして準備してきたのですが、送迎して頂いたので体力も温存出来、めちゃくちゃ嬉しい。こちらが一番上のあるメイン会場。やはり入場者数を3000人に絞っているだけあって凄く空いている感じがしました。活気はあるのですが密にはならない、なんとも凄く居心地の良さを感じました。

こちらが「ステージ小峰城」の車椅子等観覧エリアに続くスロープです。一般の方は球場内の芝生エリアやステージ前エリアで見る事が出来ます。この日は少し前から雨が降るかも予報だったのですが、なんとか曇り予報になりホッとしていたのですが、嬉しい悲鳴でしっかりと晴れてくれたので最高の芋煮会日和をなりました。

会場内はアスファルトの通路と芝生などになっているので芝生の上だとちょっと車椅子をこぐのに重く感じるかもしれません。飲食ブースやグッズエリア、その他も色々なブースが並んでいてこちらを見て回るだけでも相当楽しいです。地元の方々のブースもありそこで色々とお話するのも凄く楽しかったです。ちなみに左側に見える球場が芋煮会終了後に行われる「風とロック芋野球」の会場となっております。こちらは別チケットなので観戦したいという方は事前にチケット購入が必須となります。

芋煮会の飲食ブースは地元の食べ物が多く、他のフェスではあまり見ない食べ物ブースが沢山あるし、何を食べても凄く美味しい。いくつもフェス等に行っていますが、芋煮会の飲食ブースが1番美味しいかなと思っています。しかも会場内に出演者の方が結構歩いていたりしてびっくりします(笑)普通に歩いて声かけて頂いたり、今回の芋煮会でもかなりの数の出演者の方を会場内で見かけました。この辺も芋煮会独特の感じで最高です。

とりあえず事前にTwitterなどで評判だった「ラフテー」を頂くことに。めっちゃ美味しい!めっちゃ白ご飯が欲しくなりました(笑)

こちらが「ステージ小峰城」を車椅子等観覧エリアから見た感じになります。そんなに大きな会場ではないのでここからでも肉眼でしっかりステージを見る事が出来ます。野球場のスタンドを観覧エリアとして使用しています。

球場内の芝生エリアはシートを敷いて見る事が出来る場所なので、皆さんおもいおもいの場所でゆるりと見ている感じが芋煮会らしくていいですね。しかも入場者数を絞っているので全然密にならない。めちゃくちゃ間隔に余裕がある。

後ろの方はこんな感じで、まだまだ場所に余裕がある。正直運営の方は入場者数を絞ってしまうとチケットの売り上げ等に響いてしまい運営費などが厳しいかと思うのですが、参加者の勝手な意見だとこれくらいに人数に絞っている方が何をするにも並ばずに購入できるし、密にはならないし、混雑、ごみごみしないのでなんだか参加しててとても見やすいし過ごしやすかったというのが本音でした。

こちらは同じ福島県にTOKIOが購入した土地があり、そのブース「TOKIO BA」。この日は「ステージ白河だるま」で主催者の1人である箭内道彦さんとTOKIOの国分太一くんのトークショーが行われていました。今後風とロック芋煮会とTOKIO BAが色々とコラボしていくと嬉しいですよね。何年先にはTOKIO BAで風とロック芋煮会が開催されるという事が実現したら凄い!

この日ライブを見たのは「四星球」「LOW IQ 01 & 成瀬瑛美 with 音速ライン」「メガネツインズ(亀田誠二&高橋優)」「THE BACK HORN」「MAN WITH A MISSION」「怒髪天」。この芋煮会は出演者の皆さんがめちゃくちゃ楽しそうにしている雰囲気があり、そこも最高の1つなんですよね~。しかもライブ終わりには「芋野球」も待っていますからね!

こちらが「芋野球」の会場となるすぐ隣の野球場。一般の方はバックネット裏や1塁側、3塁側のスタンドで見る事になるのですが、車椅子だとスタンドには上がれないので3塁側後方にこのようにネットで囲われたテントがあり、そこで芋野球を見る事になります。車椅子使用の他、スタンドに上がるのはちょっと難しいなどの方(足の悪い方など)が利用できるスペースになっています。こちらの「芋野球」はライブと別のチケットが必要なので、観戦する際はチケットを確保しての観戦となります。

芋野球はほんと笑いあり、笑いあり、笑いありのめちゃくちゃ楽しい野球の試合になっています。ライブでの出演者陣が今年はミュージシャン選抜vs福島選抜に分かれて対戦をし、みんな結構本気で打って走って投げて、めっちゃちゃんとした野球の場面もあれば、みんなでわちゃわちゃグダグダ(良い意味でw)している所もあり、見ていて凄く楽しい!その他合間合間にはエキシビジョンとしてアーティストの方の歌唱もありとなんとも豪華な芋野球なんです。

芋野球終了後、これで全てのイベントが終了し駐車場に戻る事に。その際にはまた送迎の車を利用させて頂きました。この日会場では自分以外の車椅子利用の方は見かけなかったので「今日こちらの送迎を利用したのは僕だけでしょうか?」とスタッフの方に聞いてみた所、「お1人足の悪い方が居て障害者手帳をお持ちでしたのでご利用になられましたよ」と。今日だけですがたった2名の為にこの送迎を準備してスタッフの方も待機してくれていたのかと考えるとほんとに有難う御座いますとしか言えませんね。最後下まで送迎して頂いて降りる時にちゃんとお礼を言っておきました。そして利用人数は少なかったですが、自分としては凄く凄く助かりましたと。来年も必ず来ます!と。利用者の人数が少ないので毎年毎年は難しいのかな~とは思いますが、来年もこちらの送迎車があってくれたらなと思いました。

本当に楽しい1日でした。朝早く起きて出発して夜遅くに帰宅。それでもこの風とロック芋煮会は毎年毎年必ず行きたいと思わせるイベントです。来年もまた必ず行きます!

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