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SUPER BEAVER 15th Anniversary 都会のラクダSP〜ラクダビルディング&ビルディング〜 @日比谷野外大音楽堂 20201003

本当に久しぶり、約8か月ぶりにライブに行って来ました。
前回行ったのは2月、そこからコロナウイルスの影響でチケットを購入していた幾つものライブが中止になり、予定されていた様々なライブやイベントも中止や延期となり全く行けてなかったですし、開催されていませんでした。そしてガイドラインなどが少しずつ出来上がっていき、様々な場所でライブやイベント等が徐々にではありますが開催されていき、試行錯誤しながらも有客でのイベントが増えて来ています。

そこで行われたのがSUPER BEAVERの日比谷野外大音楽堂でのライブ。お客さんの数は半分、席も隣を1つずつ空けることでのソーシャルディスタンス、入場時ももちろん密にならないように、ライブ中はマスク着用、グッズ販売などは事前にオンラインで発売し、当日販売は無し、政府推奨のCOCOAアプリの登録、事前に住所氏名等の個人情報の登録などなど、さまざまな制約の中で行われました。それでも様々な制約がありながらもやはりライブが見られる!という楽しみの方が何十倍もありました。

チケットを購入、発券後、車椅子での参加を事前に問い合わせ先に連絡し、当日は日比谷公園近くのコインパーキングに車を停めて車椅子自走で日比谷公園に。日比谷公園には地下駐車場があるのですが、地下からのエレベータがなく、自走でスロープを上がっていけるのですが、このスロープがなかなかの急こう配で、以前に1度試してみた事があるのですが、何度も途中で休憩しながらようやく自力で上がれたという事があったので、若干遠くではありますが、少し離れたコインパーキングに車を停めて向かいました。

日比谷公園内は多目的トイレもいくつかあるので、場所の確認をしておくと便利だと思います。その他の場所も時間があったので公園内を1周してみましたが車椅子でも問題なく動ける感じでした。

こうゆうのを見るのもなんだか久しぶりな感じ。チケット枚数も半分の販売になっているのであっという間にソールドアウトしてしまいましたね。これからは人気のあるライブなどは通常状態でもチケットが取りにくかったのですが、お客さんの数が減らされた状態でチケットが販売されるのでますますチケットを取るのが難しくなりそうです。

この日はチケットの座席番号順に呼ばれて、その順番で入場する形でした。なのでまだ呼ばれていない人は列に並ばずに待機。無駄に沢山列に並ばれて密になるという事を避けたやり方でした。

一般の方はこちらが入口になっていて、車椅子使用者の場合はこの写真の左先に行った所にスロープがあるので、そこから入場する形になります。事前に車椅子での参加の連絡をしてあるので、この時はスタッフの方に声を掛け、氏名等で確認し会場内の車椅子観覧エリアに案内してもらいました。

自分は日比谷野外音楽堂でライブを見るのが初めてだったので、車椅子観覧エリアはどの辺になるのかな~と思っていたのですが、自分が思っていた所よりも随分前で凄くステージが良く見える場所でした。もちろん持っていたチケットの番号によって違う可能性もありますが。

こんな感じで車椅子観覧エリアには車椅子マークが示されていました。すぐそばには今回は使用しなかったのですが、多目的トイレもありました。ちなみに立ち見アエリアにも同じく車椅子観覧スペースがありました。チケット番号や購入種別などによってそちらに案内されることもありそうですね。

この日は会場のお客さんの他、ネット配信も行われていました。確かにライブを観たくてもチケットが当選しなかっただろうと思う人が沢山居ただろうし。後はまだコロナウイルスが終息したわけじゃないので会場で見るという事がちょっと怖いなと思う人もいるだろうし、色々なやり方で色々な選択肢があるので見る方にとってはありがたい事だなと感じました。

SUPER BEAVERにとっても約8か月ぶりのライブという事もあり凄くメンバーも気合いが入っていたように思いました。そしていつも通りの熱いオンステージ、1曲目が始まった瞬間「あー、またライブに来れているんだ」と思ったら涙が出てきました。改めてライブを見たかったんだ!という思いが溢れてきました。お客さんはもちろんマスク着用、一緒に歌ったりする事も声を掛ける事もできません。立って、手拍子をして、ジャンプして、このくらいですかね。それでも十分伝わったと思うし、ビーバーからのライブの熱も十分伝わってきて、やっぱりライブは最高だな!って気持ちに本当に本当になりました。正直誰か1人くらいは声を出して叫んでしまうんじゃないだろうか、歌ってしまうんじゃないだろうかと心配もあったのですが、誰1人声を出すことなく、その代わりに手拍子などで気持ちを伝えていたのが本当に素晴らしかったです。ルール違反をしてしまう事で大好きなバンド、アーティストのライブを見れなくなってしまうかもしれない、このような状況でもライブを開催してくれたという気持ちに誰一人反する人が居なかったのがとても感動的で印象的でした。

ライブが終わりスタッフの方の誘導で出口に。この間も規制退場が行われて入場時と同様に呼ばれた番号順に密にならないように退場するという事がきちんと行われていました。

正直自分の中ではまだまだコロナウイルスは怖いです。人が密になっている所、人の多い所などに行くことはかなり気を付けて避けています。未だに出掛ける事は相当の用事でないとやめたりしています。今回のライブ参加も正直迷いましたが、このような新しいやり方でのライブを実際自分はちゃんと楽しめるのだろうかと思っていました。結果から言うと色々な制約がある中でしたが十分楽しむ事が出来ました。その分自分では、自分なりにですが感染対策をばっちりして、ちゃんとした上で楽しめばいいんだなと考えるようになりました。

まだまだコロナウイルスの感染者は東京はとくに多いです。とにかく油断せずに感染対策をしっかりとしてちゃんとした意識を持ってこれからも新しい形のライブを楽しんでいければなと思っています。

いや~、それにしても初の野音、明るい時間帯から夕方、夜と変化していく感じが雰囲気抜群で最高でした!ビーバーの歌詞、胸に刺さりまくりました!!

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