行って来ましたサカナクション約2年ぶりのツアー「SAKANAQUARIUM 2024 “turn”」の初日。ボーカル山口くんの病気の為サカナクションの活動を休止していたのですが、このツアーから本格体にサカナクション活動再開。待ちに待ったサカナクションのライブです。
まだツアーは行っているので内容はごくわずかに触れる程度にしていこうと思います。その分車椅子ではこんな感じでしたという部分を沢山書いていこうと思います。
通常通りチケットを購入し、チケット発券(電子チケットの場合はダウンロード後座席がわかってから)後に主催者問い合わせに車椅子で参加する事を事前に連絡し、当日は会場入口のスタッフの方にお声かけし、車椅子観覧エリアに誘導して頂くと言った流れになっています。ですが、今回はチケット購入後の流れは同じなのですが、チケットの券種に「車椅子の方のチケットはこちら」という券種があり、車椅子利用の人はこちらの券種のチケットを購入する事になっておりました。これまでは一般用チケットを購入し、当日は車椅子観覧エリアでライブを見ると言った感じでしたが、今回のサカナクションのツアーは「車椅子観覧エリア用チケット」として発売されておりました。そこそこの数ライブに行っているのですが、このような券種は初めてでした。ある意味一般用チケットを購入して車椅子観覧エリアで見ると購入した一般席が空きとなってしまうので、あらかじめ車椅子の方は車椅子観覧用チケットを購入すれば、その「空き席」の分は他の一般の方に回せるので凄く良い考えだなと思いました。きっとシステム上色々と難しい事があると思いますが、是非他のライブの場合もこのような「車椅子観覧チケット」を設定して頂けるととても助かりますし、自分が座らない席の空きがちゃんと他の誰かの席としてライブに参加できる人が増えるのはとても嬉しく感じます。自分の場合は車椅子用観覧チケットを購入しまいたが、一応事前の車椅子でライブに参加するという事も主催者問い合わせには連絡して当日を迎えました。
幕張メッセは駐車場も広いですし、身障者用駐車スペースの台数も多いので車でも安心して行けるライブ会場の1つです。幕張メッセ内には多目的トイレもありますし。今回グッズの購入などはLINEでの事前抽選になっていて、応募して当選するとグッズ整理券番号がLINEで送られてきて、その番号だと大体この時間帯に呼ばれるという目安があり、その番号が呼ばれないとグッズを購入出来ないというやり方になってました。なので番号が遅い場合は早く行っても買えませんし、逆に若い番号の場合はその番号の呼び出しが過ぎていればグッズ購入列に並んでグッズを購入できるという感じになっていました。自分は3000番台後半で目安の時間が14時~15時となっていたのでこの時間帯に間に合うように会場の幕張メッセに到着しました。
少し早めに到着したので、幕張メッセ以外ほとんど知らない幕張メッセ周辺を散策。「海浜幕張駅」まで車椅子自走でぶらぶらと。結構色々なお店や商業施設があってびっくり(笑)。ほんと幕張メッセ以外に何も知らなかったんだなと思いました(爆)
14時頃に幕張メッセに到着、会場のホールは海浜幕張駅から続く歩道で繋がっており、1階に下りる際には階段を使わなくてはいけないので、車椅子利用者の場合は会場ホールの2階からスタッフの方誘導の元、エレベーターで会場1階のホールに下りる事が出来ます。終演後も同じくスタッフの方誘導の元、エレベーターで2階に上がりそこから外に出るといった感じでした。今回は上記写真にも写っていますコインロッカーなども事前にコインロッカー利用チケットを購入した人が使えるやり方となっていました。大中小のロッカーがあり、大きさによって利用価格が異なっていました。
15時ちょっと前に自分が持っているグッズ販売チケットの整理番号が呼ばれ、グッズ購入待機列に並びました。そこから約10分~15分程度並んだ後、自分の購入の番が回ってきたのでお目当てのタオルを購入。本当はTシャツも購入したかったのですが、サイズが既に売り切れていたので残念ならが購入出来ず。この辺りも整理番号が若い番号の方が確実に買えたと思うので運の無さに残念無念です(笑)
その他グッズ販売、コインロッカーがあるホール内には写真スポットなどもあり、こちらも事前LINE抽選となっていて、表示された番号順に順番が回ってきて写真が撮れるようになっていました。
開場時間になりスタッフの方誘導の元、車椅子観覧スペースまで案内して頂きました。今回自分はステージから近い「車椅子SL席」を申し込んだのですが、こちらには落選してしまい、第2希望の「車椅子AL席」からライブを見る事になりました。上記写真の赤丸が付いた所が今回自分が見た車椅子観覧エリアの「車椅子AL席」となります。ステージからは1番遠くの席となってしまいましたが、これはこれで全体を最後尾から見渡せるし、ステージも小さいですが肉眼で見れましたし、ステージ横には大きなモニターも設置されていて、そしてなにより今回の幕張メッセのライブはスピーカーの配置を増やして音響的死角を減らすオリジナル・システム「SPEAKER+」を導入 されていたので最後尾でも臨場感溢れる最高の音でライブを楽しむ事が出来たので大満足でした。
車椅子観覧エリアには沢山の車椅子の方、足の悪い方、その他一般スタンディングでは観覧が難しい方などいらっしゃっていて、沢山の人がサカナクションの復活を待ち望んでいたんだなと思いました。1段高い台の上に横並びに車椅子の方などが並んで見るといった感じで、台に上がる際にはゆるやかなスロープを使用して上がります。胸椎5番の脊損でも自走で上れるほどのスロープでした。
ライブは言うまでもなく最高でした!正直「最初からそんなに飛ばして大丈夫か!一郎くん!?!?」と若干心配になるほどの飛ばしっぷりで、サカナクション復活!をお祝いするかのようなステージでした。見に来ていたファンの方々も自分もそうですが最高にサカナクションの音を浴びて大声で歌いました(笑)
色々なメディアで幕張メッセの初日の事が取り上げられているので、これはもうネタバレではないかなと思うので書きますが、アンコール後、メンバー1人1人が話をする時にドラムの江島くんが思わず涙を見せ、それを山口くんがそっと背中から抱きしめるシーンは、見ているこちらも号泣でした。病気がいつなおるとはっきりしている病気ではないですし、焦らすのは1番悪い事だと思うし、でもメンバーとしても「いつからサカナクションとして出来るのだろうか」という不安は絶対にあっただろうし、その中で今回復活し初日を迎えてライブが出来たって事を思うとそりゃ泣けてしまいますよね。
幕張メッセの2日間が終わり、山口くんのXでのつぶやきを見て「思った以上に感情は大丈夫そう」との書き込みに正直ほっとしました。それでも無理は禁物だと思うので、このツアーが終わった時に山口くんの心が不安などもなく、落ち着いた気持ちで終えられればいいなと願っています。これからもサカナクションのライブを沢山見ていきたいと思うので、だからこそ無理しないようにと願うばかります。
ちなみに今回のツアーの追加になったぴあアリーナMMでのライブの最終日のチケットが当選したので、ツアー最終日のサカナクションを見届けに行ってきたいと思います!
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