先日神奈川県横浜市にあるKアリーナ横浜で開催されたASIAN KUNG-FU GENERATION主催のフェス「ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN FES.2025」に行って来ました。5/31.6/1の2日間で開催され、自分は初日の5/31日に。このフェスは国内のみならず海外のアーティストもアジカンがかっこいいと思ったアーティストを呼んでいるので、初見のアーティストも見られるため以前から行ってみたいフェスの1つだったのですが、前回開催以来11年ぶりの開催で、ようやく行く事が出来ました!
チケットの券種には車椅子席チケットも用意されていて、車椅子を利用していて車椅子観覧スペースで観覧する場合はこの車椅子席のチケットを購入するようになっていました。最近ちらほらと車椅子席と言うチケットの券種が出てきているのですが、車椅子の自分としては分かりやすくていいなと思っています。今回は1人でフェスの行ったのですが、付き添い者や介助者が居る場合は同じく車椅子席のチケットを購入すると車椅子観覧スペースで一緒に見る事が出来ます。
フェス当日は生憎の雨。夕方から雨はやむ予報なのですがフェスの開場は9時、開演は11時となっていて、なかなか傘をさして車椅子を漕ぐというのは難しく、自分が利用した駐車場から会場のKアリーナまでは結構な距離があるので雨具(カッパ)を着て行こうか迷ったのですが、カッパは濡れはしないのですが、車椅子を漕ぐのに結構足元が見えなくなってしまったり動きにくいのが難点で、動きにくさを取るなら少しくらい濡れてもという方を選択し、帽子をかぶってパーカーのフードを被って雨が少し弱い時間帯を狙って会場まで車椅子自走で行く事にしました。結果11時頃には会場に無事到着、そこそこ濡れましたが着替えるほどではなく。会場に到着してしまえばフェス自体は屋内なので、まあ帰りは雨はやんでいるだろうと、たとえ降っていても後は買えるだけなのでその辺りはあまり気にせずに(笑)
会場到着時には結構な雨量の雨が降っていたので、いつもは撮る会場正面からの写真も撮らずにまずは屋根のある雨のあたらない場所に避難(笑)飲食テントなどは雨に濡れてしまう場所にあり、傘をささないで並ぶにはちょっと濡れてしまうな~と思ったので美味しそうな飲食テントが並んでいましたがそこは諦めで。グッズに関してはこちらも最近のやり方では多くなってきている事前にLINEでグッズ時間の申し込みをしてその当選した番号によって購入する時間帯が決められているシステムでした。自分が到着した時には事前に申し込んでいてアジカンのグッズ購入時間になっていたのでTシャツを1枚購入。このやり方だとやみくもに並ぶ事もなくそれでいて抽選なのでその抽選結果の時間帯に来れば買えるので自分的にはとてもわかりやすいやり方だなと思っています。番号が結構後ろの方でその間に売り切れてしまった的な事はもう抽選ですし仕方ないといった感じです。
この後開演時間からは少し遅れてしまいましたが入口で受付をしてからスタッフの方に車椅子席までアテンドして頂きました。
ちなみに今回のNAMO MUGENフェスでは「 ウエルフェアサービス 」というものがあって、「 障がい者手帳をお持ちの方は当日会場にてご購入チケットより2,000円をキャッシュバックさせていただきます。(身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳をお持ちのご本人のみ) 」という文言が公式HPに掲載されていて、入場後上記のサービス窓口で2000円キャッシュバックして頂きました。このようなサービスはとっても有難いですし、このようなサービスも始めてだったのでとても感動し有難いなと思いました!
車椅子席はKアリーナにある車椅子観覧エリアにこの写真のように番号が振られていて、自信の車椅子席チケットの番号の場所で観覧する事になります。介助者や付き添いの方が居る場合は隣もしくは後ろに椅子を持って用意して頂けるのでそこが座席となる感じです。このように車椅子席で番号が振ってあると場所の曖昧さもなくわかりやすく自分的にはいいんじゃないかなと思いました。
ステージはステージを正面に見て真ん中にメインステージ、ステージの左側にサイドステージが設けられている2ステージ設定です。オープニングのサブステージで出演したアコースティックのアジカンのライブには間に合わなかった。。。それでもメインステージのストレイテナーの1曲目の始まりの時に席に着けたので良かったです。雨で駐車場からKアリーナに来るタイミングやスピードを考えたらストレイテナーをほぼ頭から見れたのは十分!相変わらずのかっこいいステージで、ホリエさんがゴッチと飲んでいた時に細美さんも呼ぼうってなって電話したら細美さんが「うちに来い」って言って2人で細美さん家で飲んで意見の食い違いで口論になって、でもやっぱり仲の良い友達って話最高でした!
海外からのアーティストも何組も出ていて、普段聞く事がないようなアーティストのライブが見れてほんと新鮮で楽しかったし、めっちゃいいじゃん!って思うアーティストとの出会いも凄く楽しかったです。海外アーティストの中でとくに良かったと思ったのがインドネシアの女性3人組バンド「 Voice Of Baceprot 」自分はギターやベース、ドラムを演奏するわけではないのでどのようにとは説明しにくいのですが、まったくの素人の自分が見ても「なんだか演奏がめっちゃ凄い」って感じました。歌詞ももちろん日本語ではないのですがメッセージ性がとてもあって歌い方も迫力がありとても印象に残りました。YouTubeなどで今も見たりしています。こうした新たな出会いがあるフェスというのは凄く楽しさが感じられました。
それからやはり印象的だったのは「ELLEGARDEN」ですね、大好きなバンドなのですが、この日は同じ時代、年代も近く、仲も良いアジカン、ストレイテナー、エルレが揃ったのも印象的でしたし、リーダーの生方さんも言っていた懐かしいエルレじゃなく今のエルレを見せる!といった気合も凄く感じました。今回は危険行為をしたら一発退場とのアナウンスがエルレのライブ前にかなり言われていたのでアリーナのお客さんはさすがに今回はダイブやモッシュは控えていましたね。せっかくのライブが見れなくなったら勿体ないですもんね!
この日のトリはもちろんアジカン!なんだか久しぶりのアジカンのライブでめちゃくちゃ楽しかったです!リライトの2番のサビ前にゴッチが「リライトはもう俺らの楽曲じゃなくて君たちの曲だから」って言ってたくらいにアジカンの代名詞になっていますからね。きっとあまりにそういわれてきて一時はリライトを演奏する事が嫌になった時期もあるんじゃないかなと勝手に推測しますが、それでも期待に応えて演奏してくれて感謝です!今年はロッキンとかにもアジカン出るんだよな~。年末のカウントダウンジャパンにも出て欲しいな~。
帰りは天気予報通り雨もやんで濡れずに駐車場まで帰る事が出来ました。
11年ぶりに開催されたNANO MUGEN。また何年経っても必ず開催してもらいたい!と初めて行ったのですが、そう思わせる最高のフェスでした。
でも11年は長すぎるので、もう少し短めのスパンでお願いしたい(笑)
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