今年も行って来ました、福島県で開催された「風とロック芋煮会2024 イモニーシンフォニー“FURUSATO”」。今年は例年開催されている福島県白河市ではなく、福島県郡山市にある開成山公園で開催されました。こちらの開成山公園は第1回の風とロックの開催地でもあり、発起人の箭内さんの故郷でもあり、郡山市は今年で市政100周年と言う事もあり、今年の芋煮会は開成山公園で開催される事になりました。今回も車で向かったのですが、高速道路だと昨年開催の白河市から約20キロ先くらいの距離でした。今回も車椅子ではどんな感じだったかをメインに感想などを書いていきたいと思います。
チケット購入後にHPにも記載されていたのですが、一般の方は車で行った場合は会場の開成山公園から少し離れた臨時駐車場に車を止めて、そこからシャトルバスに乗って会場入りという流れでした。車椅子利用や障害者手帳を持っている場合は開成山公園駐車場を利用出来るとの事で、到着したら駐車場入口の方に車椅子等、身障者手帳保持の事を伝え身障者駐車スペースに案内して頂き、そこで1日の駐車料金(2000円)を現金で支払い止めさせていただくという流れでした。スタッフの方が皆さんちゃんと意識統一されていて駐車場に入る際も全く困る事なく車を止める事が出来ました。本来であれば入場ゲートから入るのですが、駐車場から入場ゲートまでが結構遠いので、そのままスタッフの方の指示の元、駐車場でチケット確認、リストバンド交換、入場といった流れでした。
開場時間の9時になり公園内に入場。初めての会場なので車椅子ではどんな感じかな~と開演の10時まで少し公園内、会場内を散策。風とロックのこのフォトスポットは大変賑わっていました。このフォント、かっこいいですね~。今年も風とロックにやって来た!って感じがします!
こちらが大きなステージの「ステージ安積疏水」スタンディングエリアやレジャーシートエリアなどにわかれています。芝生はそんなに深くないので車椅子でも移動する事は可能でした。アスファルトの道もあるので安心です。
ステージ安積疏水 の車椅子、ベビーカーエリアはこのような感じです。結構広く取られているので混み合った感じなどはなかったです。ステージも良く見えました。
このような感じでアスファルトの道もあります。周囲には色々な協賛会社のテントや飲食テントが並んでいます。芋煮会の楽しみはめちゃくちゃ美味しい飲食ブースや協賛テントでもイベント参加も楽しみの1つです。通常の音楽フェスとはちょっとちがって、この辺りも楽しみにしています(笑)
飲食店ブースなどは芝生エリアにあったりもするので、ちょっと車椅子では行きにくいかなと感じる事もあるかもしれません。どなたか介助者の方と一緒に参加するとかなり安心して動けるんじゃないかなと思いました。
この辺りの開演時間の10時に。開会式ならぬ着火式が行われ、箭内さんと同級生の郡山市長が挨拶。市長がこれでもかというくらいいじられ(笑)無事?!着火式が終了。その後、トップバッターの「四球星」の登場!ここ数年の芋煮会で絶対に欠かせない存在となった四球星、今年も2日間出演と大忙し!ライブは本当に楽しく、ちょんまげマンが登場しステージから下りて会場内をお客さんと引き連れて走り回る最高のライブでした!(笑)
次に登場は「 SILENT SIREN 」。活動休止期間がありましたが地元福島の芋煮会に戻ってきました!久しぶりに見るサイサイのライブ、やっぱ「フジヤマディスコ」は強い!昔ロッキンのレイクステージで見たライブを思い出しました。
次は出ました!「サンボマスター」の登場!もうサンボの曲をライブで聞くと自動的に涙腺が崩壊するという身体になってしまっています(笑)笑いならが泣くといった情緒不安定すぎる自分でありながらも最高のライブでした。
そしてこちらも芋煮会になくてはならない「怒髪天」の登場!リハではいきなり「オトナノススメ」を披露しまだ始まってもないのに大盛り上がり!やっぱ怒髪天がいて、福島の空が見えて、この会場に自分が居るって雰囲気、最高ですね。
ライブとライブの合間をぬって、会場内散策。公園内だけあって通常の道は車椅子でも全く問題ありませんでした。至る所に広い場所もありますし、皆さん思い思いの場所で休憩をしていたり、そこからライブをみていたりしていました。
こちらは「郡山ロックンロール横丁」「FURUSATO横丁」という飲食店テントエリア。ただこのエリアはアスファルトの通路から芝生に上がる際に1段の段差があり、この段差が結構高くて自分は自力で上がる事ができませんでした。かなり端っこに少し段差が低くなっている所があり、そこから上がってこの飲食店テントエリアにいかなくてはなりませんでした。もし来年ここ開成山公園で芋煮会が開催されるのであれば、1か所くらいでいいので簡易的なスロープか段差解消スロープを設置して頂けると本当に助かります!ここにも美味しい物が沢山売っていたので、今回あまりここに行けなかったのが非常に残念!
後ろ側の写真になっていまっていますが、こちらがもう1つのステージ「ステージ207万人の天才(開成山野外音楽堂)」。こちらに向かうのも車椅子で全く問題ありませんでした。
「ステージ安積疏水」 から車椅子自走でゆっくり移動してきても5分もかからずに到着。
「ステージ207万人の天才(開成山野外音楽堂)」 の車椅子観覧エリアからみたステージはこんな感じ。めっちゃ近いです!!
車椅子観覧エリアはポールで区切られていますので安心。このようなスペースを設けていてもらえるのは大変嬉しいです。他のお客さんは扇型になっている観客席で見る事ができす。ここでは「LOW IQ 01」のアコギライブを。いっちゃんをこれほどまでに近い距離でライブを見るのは初めてです!近すぎてこっちが若干目線は外してしまうくらいの近さ(笑)こちらのステージではこの後の「岡崎体育VSちょんまげマン」のDJ対決もみたのですが、めっちゃ面白かった~。お互いのルーツとなる楽曲をかけあったりして、どんな曲を聞いて影響されてきたかなどとても面白かったです。
再び 「ステージ安積疏水」戻ってきて「高橋優」の登場!15年前の第1回目の芋煮会では郡山駅でお客さんを出迎える為のライブをしていた高橋優。15年後はもう立派になって顔の名前も一流の歌手に。その歴史、凄いな~と感動。
そしてこの後、今年は白河市の開催ではないので名物の芋煮野球がないので、今年はなんと出演者による大喜利大会が開催(笑)司会は怒髪天の増子さんとなんと ディーン・フジオカ!ディーンさんは福島県那須川市出身との事で、今回の芋煮会も2日間出演!まさかディーンさんを生で見れる日が来るとは!!(笑)大喜利大会はもう面白過ぎるくらいのグダグダ感が最高!これぞ芋煮会でした!
次は「でんぱ組.inc」の登場!芋煮会では欠かせないメンバー「えいたそ」が居たでんぱ組。来年でグループの活動は終了してしまうとの事で残念ですが、ここででんぱのライブを見れたのはほんと貴重でした!しかも元メンバーのえいたそ、ねむきゅんも今回の芋煮会には参加していて、めちゃめちゃ良い記念ライブになりました。
次に登場は ディーン・フジオカ! まさかまさか、ディーンさんのライブをこの目で見る事が来るとは!先日TVの「Aスタジオ」でゲストに出ていて、この回の放送も見ていたのでなんか親近感的な感じもあり、ライブもかなり重工を音で自分が思っている以上にライブに力をいれているんだなと感じました。しかも野外ライブは初との事で、貴重なディーンさんの初野外ライブに参加でき最高でした!
そしてこの日のトリ「岡崎体育」の登場!いつもながらの体育君の感じではあるものの、どこか気合が入っているというか、熱量がいつもよりも感じられたライブでした。途中のMCでも言っていたのですが「毎年芋煮会に出演したい!」と箭内さんに直談判していたのにはかなりジーンときました。出身地は全く別ですが、この福島の地で思う事はあるのかなと感じました。それは自分も福島出身ではありませんが、毎年この芋煮会には参加したい!と思っている気持ちとどこか似ているのかなと。
最後は出演者皆さんがステージにあがりオールラインアップ。みなが一斉にしゃべりだしたり、急に誰もしゃべらなくなったり、いつものグタグタ感が最後の最後まであってほんと笑いの絶えない1日でした!自分はこの日の1日のみの参加でしたが、今年もまた芋煮会に参加できて本当に楽しかったです!来年も必ず参加したい!
会場マップには車椅子エリアや多目的トイレの場所、テントゾーンやお子さま優先エリアなどなど、色々な情報が書かれています。先ほど少し書きました飲食店ブースの所にある段差以外は、車椅子で動いていてそれほど不便は感じませんでした。
会場は違えど、芋煮会らしく出演者の皆さんが会場内を普通にうろうろとされている所は全く変わっていなく、この雰囲気が芋煮会なんだよね~、最高だな~と感じました。
また来年、次回は白河市なのか、またここ開成山公園なのか、はたまた違い場所なのかはわかりませんが、風とロック芋煮会2025に参加をする!って事だけは自分で決めております(笑)やっぱり芋煮会は他のフェスとは違う独特の楽しさがありますね!
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